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「抑止力」隣国とどう付き合うのか、外交ビジョンは聞こえない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 「請求書を下さい」と日本人のAさんの求めに対し、中国人のBさんは「お金をもらった後に領収書を出す」と返した。するとAさんは「請求書がなければ金は払えない」と交渉が滞った

 日中の交流事業を取り持った中国人仲介者の話。数年来沖縄に住み、双方の違いは分かるつもりだったが「こんな些細(ささい)なことでも理解し合うのに時間がかかる」と実感したようだった

 国が違えば文化的、経済的背景が異なり、生活習慣や商習慣も違うと双方に説明。互いの利益は何か、どの方法が一番早く取引が完了するかと説得し、請求書抜きの代金決済、その後の領収書発行で決着した

 考えやルールの違いを認めつつ、双方の利益のために次善策を探る―。紹介した商取引のように単純ではないだろうが、国際社会や二国間の外交交渉も、原則は同じではないだろうか

 国家の安全保障を担う基軸は、外交と防衛と言われる。普天間飛行場の移設問題では、鳩山首相がまたぞろ「抑止力」を掲げて沖縄に固定化を迫る。敵とみなした防衛論ばかりで隣国とどう付き合うのか、外交ビジョンは聞こえない

 先の仲介者は最近、新たな交流事業の内容と予算をめぐって日中の板挟みになったそうだ。「心からの理解には時間がかかる」。争わずに済む交渉術も学んでいる。(上間正敦)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月26日 
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電気自動車(EV)普及への課題とされる充電施設が整うことで、追い風に・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 最近の電気自動車(EV)の性能には驚かされる。無充電で1000キロを走り、世界記録樹立との記事(24日付)があった。最高時速が250キロを超える市販車もあり、走行性能はガソリン車に劣らないところまで来ているようだ

 県内でも、26社が出資し、EV専用の充電設備を整備、運営する「エー・イー・シー」が設立された。30カ所に施設を設け、来年2月のサービス開始を予定している

 EVの導入が始まっているレンタカー需要を見込むが、普及への課題とされる充電施設が整うことで、一般への広がりにも追い風になりそうだ

 鉄軌道や原子力発電がないこともあり、県内の温室効果ガス排出量の増加率は全国的にも高い。削減のためにも輸送手段の大半を占める自動車からの排出抑制は欠かせない

 数年前まで手が出なかった薄型テレビが、メーカー間競争や技術革新で手ごろになったことを考えると、1台数百万円するEVがガソリン車並みになるのもそう遠くはないだろう

 大手メーカーが沖縄をモデル地区にEV普及の取り組みを検討しているとも聞く。排ガスや二酸化炭素(CO2)を出さないという最大のメリットが、沖縄の透き通った海や空のイメージに合うのかもしれない。「EV先進地」としての沖縄の可能性や取り組みに期待したい。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月25日 
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見た目、大切なのは清潔感。品位を保ち不快感を与えない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 リンカーン、夏目漱石、伊藤博文…。歴史上の人物には立派なひげをたくわえた人が多い。ひげには威厳を示す効果があるが、それは威圧感の裏返しでもある。生え具合によっては不快感を与えかねない

 群馬県伊勢崎市が男性職員のひげを禁止する文書を通達した(20日付本紙)。公務員としての品位を保ち不快感を与えないための措置という。同市では職員がひげをそり忘れて登庁し、苦情が寄せられる事例があったらしい

 最近は無精にも見えるひげを生やした俳優やタレントがお茶の間に登場することが多い。ひげはすっかり市民権を得たものと思っていただけに、市の措置には、多様な見方があるのだと再認識させられた

 民間企業には接客の機会が多い業種などで、ひげをそることを促すところも少なくないと聞く。社員の見た目が業績にかかわることは、出来れば避けたいのが心情だろう

 しかし、ひげの有無は本来、個人のライフスタイルにかかわることだ。市のように明文化してまで禁止するのは、自由と放縦の境目をむりやり仕切り分けたようで、なんとも息苦しい

 ひげの手入れはそるよりも手間がかかる。ひげを生やす人にはおしゃれな人が多いのも事実。のびっぱなしやそり忘れはいただけないが、大切なのは清潔感。単純な毛嫌いは慎みたい。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月24日 
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「辺野古回帰」必ず5月末までに五月晴れにしないといけない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 拝啓、鳩山由紀夫首相。沖縄への空の旅はいかがでしたか。中休みとはいえ雲の多い梅雨空で、眺めはいまひとつだったかもしれませんね

 晴れていれば、島の周囲に広がるエメラルドグリーンの濃淡が堪能できたはずです。生命の揺りかごにも例えられるこの海の豊穣(ほうじょう)さを思えば、新たな基地建設のために沿岸を埋め立てることは自然への冒〓(ぼうとく)だとあらためて感じたのではないでしょうか

 今月4日に来県した際、対話集会の場で発せられた県民の思いは胸にどう響きましたか。訪問先でガラス越しに掲げられた幾つもの「怒」の文字をどう受け止めましたか。聞いてみたいことばかりです

 沖縄の未来に基地は要りません―。4・25の県民大会で、私たちは基地に「ノー」を突き付けました。今月16日には、大雨・洪水警報が出される中で「人間の鎖」をつくり、普天間飛行場を包囲したことはご存じだと思います

 「必ず5月末までに五月晴れにしないといけない」。ひと月前にこう決意を語っていましたね。伝えられている「辺野古回帰」が事実ならば、私たちの願いを踏みにじってなお、晴れやかな日を迎えられるのでしょうか

 今回も駆け足の滞在のようですが、その中でぜひ、首相が出した答えに対する沖縄の心を感じ取っていただきたいと切に思います。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月23日 
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世界の常識で「無言の圧力」をかけ続けなければならない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 輝きを失った子どもたちの目を見るのはつらい。世界で活動するNGOが集めた写真の中の彼らや彼女たち。腕や足、あるいは目を奪われ、呆然(ぼうぜん)としている

 クラスター爆弾が原因だ。第二次世界大戦以降、24カ国・地域に4億個が撃ち込まれ、うち3000万個はまだ不発弾として地上に潜んでいるという。気温の変化でも爆発する厄介者だ

 手に取りやすい大きさで着色も派手。元来は戦闘後の回収率を上げるためだったが、ゴルフボールの形状に似た弾は子どもの興味をひく。マズしさが鉄くずとしての利用価値を生む背景もある

 シ傷者の3割は子どもという。空中で開いた親爆弾が中にある数百の子爆弾を地上に降らせるため、「親子爆弾」とも呼ぶ。子が子を傷つけ、あやめる皮肉さ

 今年8月に生産や譲渡を禁止する条約が発効する。ただ、世界全体の8割前後を保有する米国やロシアなどは署名さえしていない。歩みはまだ遅いが、90年代の対人地雷禁止条約が大国の使用を思いとどまらせている歴史に学ぶべきだろう

 県内でも米軍が鳥島射爆撃場周辺で同弾の訓練を繰り返している。いずれ返還されるだろうこの島の再生のためにも、日々重なる子どもたちを含めた被害者の数を止めるためにも世界の常識で「無言の圧力」をかけ続けなければならない。(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月22日 
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「条例のある街」不当な状況を変えるには、声を上げ続けるしかない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 もし、目の見えない人のほうが多い街があったら―。目の不自由な人が市長選に立候補し「財政面と地球環境に配慮して、街灯をすべて撤去する」との公約を掲げる

 猛反発する晴眼者にはこう答える。「一部の人たちの意見ばかりを聞くわけにはいきません。少しは一般市民のことも考えてください」。皮肉たっぷりのこの挿話は、全国で初めて障ガイ者の権利条例を制定した千葉県の取り組みを描いた「条例のある街」(野沢和弘著)の中の一節だ

 沖縄でも権利条例の制定に向けた動きが盛り上がっている。自ら汗をかき、意見を集約して練り上げた条例案を手に、車いすのメンバーらが1カ月で約1万5000人の署名をかき集めた

 「親せきの集まりで肩身が狭く、母はいつも泣いていた」「小さいときから親元を離れ本島の施設に預けられた」「身内から結婚・出産に反対された」…。各地に埋もれていた叫びが、条例案の基礎となった

 本島縦断の署名活動に当初「無謀では」と懸念する声もあったが、車いすで民家や店舗をたずね、「障ガイの有無にかかわらず人としての尊厳を守る」という条例の趣旨を説いた

 沖縄の基地問題も、大多数による差別や認識不足という点で、障ガイ者問題と根は同じだ。不当な状況を変えるには、声を上げ続けるしかない。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月21日 
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「河童(かっぱ)」お前はこの世界へ生まれて来るかどうか・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 芥川龍之介の「河童(かっぱ)」で、お産の場面があり、河童の父親がお腹(なか)の中の子に次のように尋ねる

 「お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、よく考えた上で返事をしろ」。河童の世界は出産に際し、胎児の意思が尊重されるらしい。半世紀以上も前の物語は、現代社会の歪(ゆが)みを予言していたのかもしれない

 交際していた妊娠中の女性に子宮収縮剤を投薬して流産させたとして、男性医師(36)が不同意堕胎(だたい)罪で警視庁に逮捕されたとのニュースに耳を疑った。河童と違い、人の世は生まれてくる子の意思など関係ないということなのか

 母体保護法により一定の条件下での人工中絶は認められている。だが、その裏で安易な中絶があるとの指摘も消えず、わが子の同意を優先する河童の目に、人間社会の実情はどう映るのだろうか

 報道によると、男性医師は「女性が妊娠していたことは知っていたが、流産したことは知らなかった」と容疑を否認。男性は既婚者だったが、女性は「子供は産むつもりだった。(男を)信じていた」と話しているという

 真相は捜査の進展を待たなければならないが、逮捕された医師に一つだけ尋ねたい。複雑な事情はあったにせよ、まだ見ぬ子はこの世に生まれ、あなたに会いたかったのではないですか。そうは思いませんか、父よ。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月20日 
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ソフトパワー、音楽に限らず対話を重んじる文化力が集まる“基地”なら・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 今年のおきでんシュガーホール新人演奏会は、主催の南城市から初のグランプリ受賞者が生まれ、同時に北欧のオーケストラとの共演も決まり二重の喜びに沸いた

 さすがに上位に入った声楽やピアノの演奏には、素人でも「音」の持つ説得力と、その音を作りつつ伝えるべき表現のために鍛錬を重ねた、音楽への真摯(しんし)な向き合い方が見えるようでうれしくなった

 今年で16年目。クラシック音楽分野の若手登竜門として、早くから世界に門戸を開いた。海外からの応募・入賞者もおり、人口4万人の小さな市と沖縄電力が不況風に負けず継続、世界に発信する意義は大きい

 「演奏水準の高さ」を評価する審査員もいて、これまでの入賞者140人余から国内、海外で活躍する演奏家が出ているのも納得だ。県内にとどめず、国内外で鳴り響く国際コンクールに育ってほしい

 審査員でバイオリニストの松原勝也さんは「音楽は対話です」とプログラムに書いた。演奏家同士の合奏はもちろん作品と、音楽と、そして聴衆との対話で成り立っていると

 安全保障や経済の分野では外交や文化などで他者を引き付け、紛争予防や地域発展につなげるソフトパワーが注目されている。音楽に限らず対話を重んじる文化力が集まる“基地”ならいくらでも負担したいのだが。(上間正敦)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月19日 
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一人一人の行動が「温度差」を埋め、現状を変えるきっかけになる・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 本土からの「冷たい風」と沖縄からわき上がる熱気がぶつかって前線ができ、沖縄地方に大雨をもたらした。その前線は、鹿児島県徳之島地方にまで広がっている

 沖縄が復帰38年を迎えた15日から「普天間包囲行動」があった16日まで降り続けた豪雨。大雨洪水警報の下で基地返還を訴える参加者を見ていると、天気まで基地問題の現状と絡めてしまいたくなる

 この雨は、例年の梅雨時以上に冷たく感じた。ずぶぬれとなった参加者にとってはなおさらだろう。その中でも人々の表情は、強い意志と希望を表し、参加しなかった人々にまで勇気を与えているように見えた

 このまま「冷たい雨」が降り続けば、日米安保に対する住民の支持を洗い流す。それでもやまなければ地中深く浸食し、地下にたまったマグマが噴出するかもしれない。そんな「予報」が当たらないことを願いたい

 ただ、本土からもたらされたのは冷たい風ばかりではない。平和行進や包囲行動には、本土から多くの人々が参加した。その熱い気持ちを本土でも広げてほしい

 取り上げられ方はさまざまだが、沖縄の基地問題が全国的に大きな注目を集めている。一人一人の行動が沖縄と本土との「温度差」を埋め、現状を変えるきっかけになる。参加した人々の姿に、あらためて教えられた。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月18日 
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過去の苦しみなど忘れ去られつつある「核なき世界」への大きな一歩・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 たった一つの地球なのに/いろんな文明がひしめき合い/寄ってたかって血染めにしては/つまらぬ灰などをふりまいているのだが/自然の意志に逆ってまでも/自滅を企てるのが文明なのか

 1960年に山之口貘(ばく)が発表した「雲の上」という詩の冒頭。冷戦思考や核信仰におぼれる地球人への警句だ。半世紀をへても通用する言葉が心に迫る

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議の委員会が26の行動計画をまとめた。行程表作成など、行動に期限を設けたことは「核なき世界」への大きな一歩だ。採択の道は険しいが、貘の警告にどんな答えを出すのか

 会議では、16歳で被爆した谷口稜曄(すみてる)さん(81)=長崎市=が「過去の苦しみなど忘れ去られつつあるように見える。忘却が新しい原爆肯定へと流れていくことを恐れる」と語り、当時の写真を見せながら「目をそらさないで」と訴えた

 5年前の再検討会議は、米国とイランの対立などで決裂した。だが今、核廃絶の潮流は確かに増している。被爆者たちの無念に応えるためにも歴史的好機を生かしたい

 貘の詩はこう訴える。「どこの国もが互に肌をすり寄せて/地球を抱いて生きるのだ/なにしろ地球がたった一つなのだ」。これから生まれてくる地球人のためにかけがえのない宝を残す努力を説いているようだ。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月17日 
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