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バリアフリー観光ガイド「ハード」は重要、だがもっと大切なのは「ハート」・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 搭乗時刻が近づいてきた。なのに用足しに行った大事な「相棒」がなかなか戻ってこない。昨年秋、福岡から新婚旅行で沖縄を訪れた視覚障害者の夫婦を取材した時のこと

 やがてボランティアの学生に伴われ、夫妻が生活を共にする盲導犬が戻ってきた。聞けば、少し離れた植え込みまで行き、済ませてきたのだという。帰りの便に乗り遅れるのではないかと一緒に待つこちらまでハラハラした

 沖縄の玄関口、那覇空港国内線旅客ターミナルビルの南側に「補助犬」専用のトイレがお目見えした。ビルの出入り口に近く、給水設備もあり使い勝手は良さそう。これなら長旅のストレスも和らげられそうだ

 ただ、補助犬を伴った旅行者が快適に沖縄観光できるかといえば心もとない面も。例えば那覇のメーンストリート国際通りで食事をしようにも、受け入れ可能な店を探すのに一苦労するという

 バリアフリー観光ガイドブック「UDスタイル沖縄ツアー」編集者の一人で、取材もした屋部千明さん(23)は「行ける場所が限られてしまう」と残念がり、受け入れが広がるよう仲間たちと知恵を絞る

 福岡の夫妻と学生らの交流は続き、補助犬用トイレが完成したと聞いて再訪できる日を楽しみにしているという。「ハード」は重要、だがもっと大切なのは「ハート」だ。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月27日 
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手書き「ノート活用法」勉強もスポーツも仕事も周りの支えがあってこそ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 パソコンやインターネット全盛の今、手書きのノートが脚光を集めている。受験に強い東大生のノートのまとめ方を記した本や共同開発したノートも話題だ(22日教育面)

 文藝春秋社のスポーツ誌「ナンバー」9月17日号では、サッカーの中村俊輔選手、プロ野球の野村克也監督らのノート活用法を紹介している。超一流であり続ける理由が垣間見え、興味深い

 長年にわたって試合や練習を記録し続け、常に課題や目標を設定。己を熱く鼓舞し、冷静に管理する。膨大なデータは武器となり、つづった迷いや悩みはやがて普遍的な仕事観、人生訓へと昇華する

 見開きカラー写真で登場するのは、沖縄尚学高校野球部。52人の部員の手にはやはりノートがある。部内で起きた不祥事を機に部員の内面をつかむために始めたそうで、比嘉公也監督が練習前に提出させ、終わるまでに目を通し、必要があればコメントをつけて返す

 叱咤(しった)激励や技術論など部員とのやり取りの中で面白いエピソードがあった。「図書館の先生が応援してくれた」と書いた部員に、「図書館の先生にも立派な名前がある。名前で書け」

 勉強もスポーツも仕事も周りの支えがあってこそ。栄光を目指すのは当然だが、人生それだけがすべてではないことをこれらのノートは教えてくれる。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月25日 
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家族の喜怒哀楽「敬老の日」おとなの疲れた靴ばかりならぶ玄関・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 「お母さん詩人」とも呼ばれた高田敏子さん(故人)に、印象に残る「小さな靴」と題した作品がある

 〈小さな靴が玄関においてある/満二歳になる英子の靴だ/忘れて行ったまま二カ月ほどが過ぎていて/英子の足にはもう合わない/子供はそうして次々に/新しい靴にはきかえてゆく〉

 なにげない日常の光景を詠んだこの一節に、孫娘のすこやかな成長に喜び驚きながら、目を細める優しい祖母の姿が浮かんでくる。高田さんは、玄関に並んだ靴には、家族の変遷が端的に映し出されるのだとも言っている

 最初は二足だった靴は、そのそばに、小さな靴が一つ、二つと増え、次第に大きくなっていく。やがて、時が経てば、靴は一つ消え、また一つ消えていき、玄関は元の二足に戻っていく。靴には、家族の喜怒哀楽が詰まっている

 21日の「敬老の日」、久しぶりに、たくさんの靴が帰ってきたお宅も多かったのではないか。にぎやかな玄関の様子と、かつての記憶を重ね合わせ、子や孫の成長に目を細めた方もおられるだろう

 先の詩はこう結ばれている。〈おとなの疲れた靴ばかりならぶ玄関に/小さな靴はおいてある/花を飾るよりずっと明るい〉。どんな贈り物や言葉もかなわない、祖父母に元気をくれる魔法の靴が今年もきっと活躍したのだろう。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月24日 
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沖縄返還をめぐる日米の密約が復帰37年を経て今、封印が解かれようとしている・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 小学生のころの薄れゆく記憶の中に、一人の女性教師の姿が浮かぶ。時代は本土復帰を前にした政治の激動期。大柄で熱血タイプの彼女は、時折熱く沖縄の現状を私たちに話してくれた

 ちょうどそのころ、琉球政府の行政主席として沖縄のかじ取りを担っていたのが、故屋良朝苗氏だ。その屋良氏が復帰直後まで約20年間にわたってつづった日記が、来年から公開されるという(本紙20日付)

 屋良氏が行政の第一線に立った期間は復帰という「世替わり」を挟んで、沖縄が大きな政治の渦に翻弄(ほんろう)された時期。日米政府と住民の間に立たされた屋良氏の苦悩の大きさは、みけんにしわを寄せた多くの写真が物語る

 復帰前年の1971年の「毒ガス移送」について屋良氏は、移送実施前日の日記に「天よ神仏よ幸運の神よ見守っていただきたい」と、神にもすがりたい心境をつづっている

 知事退任から約10年後の85年、屋良氏は、回想録を一冊にまとめた「激動八年」を弊社から出版。当時の出来事を詳細に語っているが、日記ではよりストレートな思いが吐露されていると思われ興味は尽きない

 過去を知ることは現在を的確に認識する手掛かりとなる。沖縄返還をめぐる日米の密約が復帰37年を経て今、封印が解かれようとしている。屋良氏なら何を思うだろう。(久高将己)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月22日 
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もの忘れが多くなるのは天の配剤「敬老の日」新しい知識を入れ、考えることの大切さ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 9月半ばを過ぎ、朝夕の空気の肌触りはすっかりやわらいだ。意気盛んだった夏は、日ごとにたそがれの色を濃くし、秋の彩りが辺りに広がる

 四季の中ではやはり夏がいい。しかし、50歳に手が届きそうな身には、夏のたそがれを思わせる今の季節がなじむ。大事なことを忘れたり真っ平らな道でつまずいたり、という心身のたそがれに出くわすこともしばしばだけに

 最近、再び注目を集めているベストセラー「思考の整理学」(ちくま文庫)の著者、外山滋比古さんは「もの忘れが多くなるのは天の配剤」(「文藝春秋」10月号)と指摘する。忘却によって空いたスペースに新しい知識を入れ、考えることの大切さを説いている

 外山さんによれば、知識の習得は、食べることと一緒で、詰め込みすぎは「知的メタボリック」になるというのだ。膨大なデータが入ったパソコンの動きが、鈍くなることと同じなのだろう

 20代、30代は季節で言えば夏。ところが、40~50代は、体も心も頭もどこかしら錆(さ)びつきガタがくる。厳しい冬を迎えたくはない。老後の不安を前に、「転ばぬ先の杖(つえ)」がほしい

 きょうは「敬老の日」。気がつけば冬だった、とならぬよう、夏のざわめきの一切を整理して、実りある秋のきらめきを手にする機会にしたい。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月21日 
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悲劇を繰り返さないため「全国ワースト」飲酒運転根絶条例案を全会一致で可決・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 アルコール依存症からの回復を目指す当事者たちの会合を取材したことがある。代わる代わる前に出て酒害体験を語る当事者たちの穏やかな話しぶり。対照的にその内容は壮絶で、最初は落差に当惑した

 断酒への誓いを胸に自身の体験を語り、同じ思いの仲間たちの話を聴く。一人一人がつながり、体験を分かち合うことで回復へと導かれるのだという

 県議会が、飲酒運転根絶条例案を全会一致で可決した。「全国ワースト」という不名誉な記録を更新し続け、罰則の強化などをもってしてもなかなかやまない飲酒運転に対して強い決意を示したものだ

 「少しぐらいなら飲んでも」「自分だけは大丈夫」。こうした規範意識の欠如に加え、飲酒運転にはアルコール依存症との関係も指摘されている。条例制定を契機に、行政と医療機関などが連携し、より積極的な対応を期待したい

 専門家によると、アルコール依存症は日常的に飲酒する人ならば、なる可能性のある生活習慣病の一つ。決して珍しくはない。治療には当事者自身が病気だと自覚し、確実に断酒することが大事だという

 そのための自助グループが県内各地で幾つも活動している。治療病棟や相談窓口もある。酒に寛容な地域柄。だからこそ悲劇を繰り返さないための態勢を広く知ってほしい。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月20日 
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政権交代後の変化は予測できたが、思った以上のスピードで物事が動き始めている・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 物理学者の寺田寅彦の『小爆発二件』にこんな下りがある。「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた」

 1935年8月、軽井沢のホテルで朝食中、浅間山の噴火に遭遇し、それに驚く人々の姿を描写した。人は身に迫る危険にどう対峙(たいじ)すべきか。最悪の事態を回避する冷静な判断をどう下すかを問うている

 新型インフルエンザへの安全性を確認するワクチンの臨床試験が国内で始まった。副作用のリスクを抑え、より効果を上げるワクチン確保が急がれる。ただ、厚労省が必要と見込む5300万人分に対し、来春までの製造は3分の1程度だ

 船出したばかりの連立政権が、前政権の政策を次々と転換させ、具体的な方針を打ち出し始めた。政権交代後の変化は予測できたが、思った以上のスピードで物事が動き始めている

 その民主党が政権移行前に緊急課題に挙げていたインフルエンザ対策では、まだ大きな動きがない。一刻の猶予も許されない

 日盛りの暑さ緩まぬ沖縄も、朝晩に触れる風にやさしさを感じる。ウイルスの勢いが増すのはこれからだ。今やだれの周りにも存在するが、過度な反応は禁物だ。人々が「怖さ」と正面から向き合える環境を早く整えたい。(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月19日 
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インフルエンザ「点滴薬」確実に体内に届くため、助かる命も増える・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 たまたま予防接種をしなかった冬、インフルエンザにかかったことがある。高熱でふらふらだったが、病院で点滴を打ってもらい、ベッドで熟睡したら、歩いて帰れるまでに回復していた

 ぽとり、ぽとり落ちる薬液を見ていると、ほっとする。「この点滴が終わればよくなる」と安心感に包まれ、健康の大切さと医療のありがたさが、文字通り身にしみていくひとときだ

 新型インフルエンザが猛威をふるう中、塩野義製薬(大阪市)が点滴薬「ペラミビル」の開発に取り組んでいる(15日付朝日新聞夕刊)。1回の点滴で飲み薬のタミフルを5日間服用するのと同じ効果が、臨床試験で得られたという

 県内では15日、基礎疾患のない24歳の女性が亡くなった。家族3人とも感染し、ほかの2人はタミフルを飲んで回復したが、この女性はカプセルが苦手なため、吸入薬のリレンザを使っていた

 子どもに限らず薬が苦手な人はいる。症状が重くなれば服薬はさらに苦痛だろう。点滴だと負担は比較的少なく、確実に体内に届くため、助かる命も増えると思われる

 記事によると、ペラミビルは11月までに厚生労働省に承認申請し、来秋の販売を目指すという。これから冬に向け、感染拡大が懸念される。悲しみを繰り返さぬよう、一刻も早い対応を願うばかりだ。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月18日 
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長生きの秘訣、あくなき探求心、日々好奇心を持って生きる・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 沖縄市はコザ市と美里村が合併してできた街だ。その一方の当事者で最後の美里村長だった中村哲二郎さんが亡くなった

 困難と言われた両市村合併の過程は、あの平成の大合併の折にも多いに示唆を与えた。そのあたりの話が沖縄市文化協会の文芸誌「文化の窓」28号(2006年)にインタビューで掲載されている。人の生き方として、興味深い話だ

 中村さんはこう言っている。「煙は上に昇り、水は下に流れる。人口は広い所へ流れる」。コザは飽和状態で公共施設を設置する場所もない。合併したら当然美里に来るものと確信したという

 ここまで書くと、先見の明のある政治家というイメージだが、一方で無類の才能を発揮した文化人であった。同文芸誌の主要な書き手の一人で、小説からエッセー、琉歌、狂歌まで何でもこなした。本紙の投稿者でも有名な人だった

 つい先月の「タイムス狂歌」でも美里火吹ちゃーの筆名で佳作に。「知事や辞みてぃ 国政に行きば 後ぬ県政や どげんすると!」と詠んでいる。「琉歌」でも選者をうならせる常連だった

 創作にはアイデアが要る。独創的発想がなければならない。そのためには日々好奇心を持って生きることが不可欠だ。あくなき探求心。それが長生きの秘訣(ひけつ)だと中村さんは教えている。享年95歳。(真久田巧)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月16日 
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「付加価値」新規の需要を生み出す企画力と新たな命を吹き込む技術力・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 最新のデジタル技術で、ビートルズの過去のアルバムを高音質化したリマスター盤が売れているという。ファンの一人として関心はあるが、同時に、いわば旧作の焼き直しが人気を集めるのはなぜか考えた

 IT技術の革新によって、私たちは大量のソフト消費時代にいる。テレビは多チャンネル化し、早朝から深夜までニュースやドラマ、バラエティーと、さまざまな番組が茶の間に流れている

 音楽はポケットサイズの小型プレーヤーに何千という楽曲を入れて持ち運ぶことも可能だ。しかし、膨大なコンテンツの中から選択できるものは限られる。消費者に視聴してもらうには、よほどの付加価値が必要となろう

 すでに一定の評価を受けている作品なら、新規の需要を生み出す企画力と新たな命を吹き込む技術力がそれだ。これらをクリアできるスタッフの力量が、旧作をよみがえらせ再ヒットさせる鍵となる

 例えると、日本の政治はグローバル化で輝きを失った旧作ソフト。なのにスタッフ(自民党)は再生への努力を怠り、スポンサー(国民)からその力量も問われ、全員の交代を命じられたのだ

 新たなプロデューサー(首相)が決まり、チームの陣容も固まりつつある。力量は未知数だが、政治の再生という期待を担って、あす新スタッフが発足する。(久高将己)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月15日 
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