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前向きに進めば「意志あるところに道はある」負けても立ち直ればいい・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 書家で詩人の相田みつをさんに「受身」と題する作品がある。人生における心構えを説いたものだ

 「柔道の基本は受身/受身とはころぶ練習/まける練習/人の前にぶざまに恥をさらす稽古/受身が身につけば達人/まけることの尊さがわかるから」

 人生では、カッコよく勝つよりも、ぶざまに負けたり、だらしなく恥をさらすことの方が多い。でも、ころんでもすぐ起き上がり、負けても立ち直ればいい。それを体得すれば、どんな困難だって乗り越えられるよと

 相田さんの詩に励まされ、プロゴルファーの宮里藍さんがブログにこう綴っている。「今の私はカッコ悪い。でも、カッコ悪くても、一生懸命努力すればいいんだと思う」。米ツアー参戦2年目、不調のどん底にあった頃だ

 その宮里さんが、4年目で悲願の初優勝を果たし、日本中を沸かせた。この間、何度も悔し涙を流し、心が折れそうになったに違いない。それでも、くじけなかったのは、相田さんのいう負けることの尊さを体得したからなのだろう

 「意志あるところに道はある」とは宮里さんの座右の銘である。前向きに進めば、道は開けるのだということを彼女は身をもって教えてくれる。最後のパットを沈めた瞬間、いつもの凛とした表情を崩し、うれし涙を流す姿がカッコ良かった。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月30日 
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音楽による街づくりの拠点ミュージックタウン音市場・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 かつての勤務地を訪ねると説明できない妙な感慨を覚えるものだ。スージグヮー(筋道)の一つにも思い出があるからだ

 キャンパスレコードのビセカツこと備瀬善勝さんからお呼びが掛かったので久しぶりに沖縄市に出向いた。鳴り物入りでオープンした音楽による街づくりの拠点ミュージックタウン音市場が2周年を迎えたのを記念する催しがあると

 開演には間があるからと胡屋の商店街を歩いた。日曜日というのに寂しげな空気が漂う。米国人らしき一団とすれ違うほかは地元住民も少ない。陰鬱な気持ちのままホールのドアに手をかけた

 ところが、客席を見てびっくり。500人は収容できる会場が超満員。開演を待つ喧騒に熱気が感じられる。さっきの街の静けさとの落差をどう納得すればいいのか。戸惑うばかりなのだ。でもそれは、ステージを見て分かり出した

 コザ民謡酒場華ぬ競演と銘打つこの日の舞台。市内五つの民謡スナックが普段のステージをホールで競い合うのだ。飲み食いも自由なら「二次会はお店へ」と宣伝も。いかにもコザらしい企画

 熱気はそのまま本番に直結、客席から“ハナ”が飛び声が飛ぶ。古典芸能とは違い常に新曲が生み出される自由さ。スターとファンの構図が成立する世界。沖縄にまだこんな場があることに驚いた。(真久田巧)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月29日 
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心の動き「早く優勝したい」肉体の機能を限界まで高めた選手同士の戦い・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 スポーツの取材をしていたころ、勝者へのインタビューでたびたび耳にした言葉が「無欲の勝利」。決まり文句のようでもあるが、実際に勝者のみが語り得る心の境地であろう

 女子ゴルフの宮里藍選手が、米ツアーで悲願の初優勝を果たした。本格参戦して4年目、長いスランプを経て到達した頂点だ。それだけに本人や関係者のみならず、応援してきた県民にとっても、うれしさは格別だ

 スポーツ競技の世界では、コンマ数秒、あるいは数センチの差が勝敗を分けることがある。トレーニングで肉体の機能を限界まで高めた選手同士の戦いで、最後に明暗を分けるものは心の力だろう

 体と心が一体化したとき「相手の動きが、スローモーションのように感じた」とある勝者は語った。逆に「勝ちを意識した途端、体が硬くなってしまった」という敗因もあった

 「早く優勝したい」という焦りは藍選手のスランプを深刻化させたが、復活のきっかけも心の力だった。スウェーデンのチームコーチを務めたピア・ニールソン氏の「自分に期待し過ぎない」「すぐに結果を求めない」などのアドバイスが支えになった(朝日新聞)

 選手の心の動きを自らに重ねてみることもスポーツの味わい。食堂でメニュー選びに心を乱し、時に後悔したりする当方には縁遠いけれど。(久高将己)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月28日 
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「個人情報」知らないうちに私たち個人の生活情報が、筒抜けになって・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 見知らぬ企業からさまざまなダイレクトメールが届く。住所はおろか家族構成まで知られていることに驚くことは少なくない

 たばこ自販機で使用されるタスポの履歴情報が、検察に任意で提供されているという。利用者にとっては想定外のことだろう。愛煙家ならずとも風通しが悪くなるような煙たい気分になる

 IT(情報技術)化が進む中で、携帯電話やクレジットカード一つで交通手段の手配や買い物などが手軽にできるようになった。個人の暮らしぶりが手に取るように分かる情報が蓄積されていることを心しなければならない時代だ

 こういった情報が悪用されたり、逆に、容疑者の特定・逮捕に至ったりするケースもある。確かに犯罪を取り締まる手段としては有効だが、情報の照会・提供にあたっては「何を」「どこまで」という線引きや利用者への十分な説明が必要だ

 買い物など利便性が高まる一方で、三菱UFJ証券やアリコジャパンのように大量の情報流出もたびたび起きる。街では防犯カメラの設置も増えた。知らないうちに私たち個人の生活情報が、筒抜けになっていて居心地が悪い

 個人情報保護が叫ばれる中、十分に保護されてない現実がある。知られて困る情報を持っているわけではないが、弄ばれているようなわだかまりは残る。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月27日 
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マナー向上キャンペーン「祭り」自分を見失ってしまう、自分たちさえ楽しければ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 「以下に該当する方は、チケットを買わないでください」。毎年夏に新潟の山中で開かれる国内最大規模の野外音楽イベントのホームページに、強い口調の「お知らせ」が掲載されている

 「〝祭り〟と聞くと、つい自分を見失ってしまう方」「自然や山の神様をなめている方」などがその対象。イベントの魅力満載のページ上で、かなりのインパクトをもった告知だ。マナー向上キャンペーンの一環らしい

 県内でも、長い夏は各地で大小さまざまな野外イベントがめじろ押し。主催者の努力もあり、会場内ではさすがにごみのポイ捨てを見ることは少なくなったが、周辺ではまだ目にすることも。迷惑な路上駐車も後を絶たない

 沖縄の夏でおなじみのイベントといえばビーチパーティー。海風を感じながら飲むビールの味は格別だが、本来持ち帰るべきごみをそのまま残して帰るなどのマナー違反が、近隣住民らを悩ませている

 夏の空気が醸し出す開放感、日常を離れて遠出した高揚感が、無責任な行動につながるのか。羽目を外すのも時にはいいが、度が過ぎれば周囲に迷惑をかけることをいま一度、肝に銘じたい

 冒頭のお知らせに倣えば「次に該当する方は、沖縄の夏を満喫しないでください。自分たちさえ楽しければ、という方。自然を敬えない方」。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月26日 
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国民のほうがお手上げ「万歳」日本の未来図を描く上で重要な選挙・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 「職を失ったのに万歳三唱って、国会議員はよほど金持ちなのかい」「衆院解散恒例のあの光景かい。確かに不思議だね」

 「戦中を生きた世代には、違和感のある人もいるんじゃない。意味は何なの」「解散詔書に署名した天皇への儀礼のほか、『士気の鼓舞』や『やけっぱち』など諸説あり、真意は定かじゃないんだ」

 「最初の記録は1897年の解散だ。100年以上続く慣習で、抵抗する政党や議員もおり、全員手を挙げるわけじゃないんだ」「当選後の万歳もそうだけど、そろそろ見直したほうがいいと思うけどね」

 「いずれにしてもその日をもって、代議士と呼ばれた人も『ただの人』。次の戦いに向けて前職も新人も必死なんだよ。今回は解散から投開票まで40日という過去最長の長丁場だしね」

 「それもこのの夏の暑さでしょう。支える人たちも含め、お察ししますよ」「それよりも衆院選というのは、日本の未来図を描く上で重要な選挙ということを忘れてはいけない」

 「確かに。『政権交代』がクローズアップされているけど、各党の政権公約や候補者の主張によく耳を傾け選択する必要があるね」「聞き心地だけよく、実効性を伴わない話にだまされちゃいけない」「そんな事になったらこっち(国民)のほうがお手上げ(万歳)ですよね」(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月25日 
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46年ぶりの皆既日食「天体ショー」こじつけ、一過性のイベント・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 浜辺で男が女に語りかける。「あんなに遠くの月が波をなぎさにいざなうのだもの。こんなに近くにいる君が僕を引きつけるのは当然だね」

 浮いた話とは縁遠かった学生時代に読んだ本の一節。実物が手元にないため、著者には申し訳ないが書名も明示せぬまま引用させてもらった。「詭弁」をテーマにした興味深い一冊だった

 詭弁とは「理屈に合わないことを正しいと思わせるたくみな弁舌」あるいは「こじつけ」と辞書にある。他人の金を使って自分の業績にしたり、失政は棚に上げて被害者のように振る舞ったりする〝先生方〟の得意技といえば、分かりやすいかも

 22日は国内で46年ぶりの皆既日食が観測された。太陽が月に隠れ闇に包まれた悪石島、動揺する動物たちや、海外ではインド・ガンジス川で沐浴に殺到するヒンズー教徒の姿が印象深かった

 日本で目に付いたのは、携帯電話のカメラで必死に撮影する大人たち。取材先で筆者のカメラにも人が集まり、写った太陽を撮影する人も。しかし食がピークを過ぎると、さっと消えていた

 かつて恐れ敬っていたものが、ショーだ、劇場だ、と一過性のイベントのように軽くなったような気がする。ともあれ、天体ショーは26年後の楽しみにとっておき、選挙では甘い言葉と詭弁に惑わされぬよう臨みたい。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月24日 
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地殻変動「一番の肥料は人の足音」本物かどうかを見分ける・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 十数年前、週刊誌で「票田のトラクター」という連載漫画があった。国会議員の若手秘書を主人公に、政界の内幕をリアルに描いて話題を呼んだ

 タイトルにある「票田」とは、政界用語で有権者の居住地域を指す。支持者回りをすることを「田の草刈り」と呼び、こまめに手入れをしないと、「票」は実らず、当選という赤いバラを咲かせてくれない

 政界では、票田から「票」を効率的に収獲するためには、肥料も欠かせないらしい。政権党は、農家に補助金を、建設業界には公共事業という「肥料」をまき、安定的に票を得て、政権を維持してきた

 だが、その票田で異変が生じている。県内では、これまで自民候補を支援してきた県建設業協会が自主投票を決め、全国でも自民支持だった医師会が離反するなど、地殻変動が起きている

 21日に衆院が解散され、8月30日投票に向け、予定候補者は一斉に走りだした。豊作を左右する「風」の行方に気をもみながら、手塩にかけて育てた「票田」での収獲に追われる

 園芸の世界では、「一番の肥料は人の足音」という言葉がある。日ごろの手入れが最も大切という意味だが、作物には、その足音で作り手の愛情が本物かどうかを見分ける「心」もあるのだという。これから音量を増すであろう足音に、しっかりと耳を澄ませたい。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月23日 
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沖縄の伝統芸能「組踊」琉球舞踊が重要無形文化財に・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 琉球舞踊が重要無形文化財に指定されることになった。文化財に重要の字がつくのは国指定だけ。いかに大事かが分かる

 県芸能界で話題になっているのはもちろんだが、実は今回の文化審議会の答申は沖縄タイムス社にとっても大きな喜びとするところだ。戦後の荒廃のなか、新聞という媒体を通じて真っ先に文化復興に取り組んだ成果といえるからだ

 創刊間もないころ、本社の文化事業の中心的存在だった豊平良顕さんの働きかけに応えて芸能復興に取り組んだ真境名由康、島袋光裕師匠らを第1世代とするなら今回の保持者らは第2世代だ

 両師匠らが戦後、開設した琉舞道場から女性を中心に次々と門下生が生まれ本社のコンクールを受け、芸能人として成長。底辺を広げ、現在の活況を作り上げたのである。ただ気がかりがないわけでもない。それは琉球歌劇のことだ

 沖縄の伝統芸能の大本は組踊だ。そこから舞踊が発達、さらに歌劇という様式が確立されセリフ劇としての沖縄芝居が生まれる。王朝崩壊後、庶民の間に降りた琉球芸能は芝居小屋で成長した

 琉舞も歌劇などと一緒に育った。それがコンクールを通じて洗練され特化されつつある。そこが気がかりなのだ。でも最近、自ら歌劇の抜粋を上演する舞踊家もいる。その意欲に注目したいと思う。(真久田巧)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月22日 
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豊かな恩恵を受けながら「海の日」厳しさも味わった先人の教訓・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 梅雨の雨で勢いを増した緑が青空に映える夏本番。本格的な行楽シーズンの到来だが、余暇を楽しむ備えは万全だろうか

 北海道大雪山系の山々での遭難はシ者10人という大惨事となった。山の天気は変わりやすい、とはいえ夏山でなぜ。亜熱帯地域で過ごす身にとっては、想像し難い北国の厳しさを見せつけられた

 事故が起きた山は標高2千メートルを超す。北海道の2千メートル級は気象条件の厳しさなどから本州の3千メートル級に匹敵するという。遭難した日は山頂付近で気温7度前後、風速20~25メートル。台風並みの風に四つんばいでないと前に進めない状態だったようだ

 希少な高山植物がさまざまな表情を見せる夏登山の人気は高い。しかし、自然のまばゆい魅力に周囲の状況が見えなくなる場合がある。以前、月も出ない大潮の夜、遠浅になったリーフまで行って釣りをした。大物を期待するあまり、潮が満ち始めたことに気づかず大いに慌てた

 豊かな自然は、四季折々に人を優しく包む半面、油断すると鋭い牙を容赦なく向ける。いたずらに「恐れ」ることはないが、「畏れ」の気持ちを忘れてはいけない

 きょうは「海の日」。昔から海にはマジムン(魔物)がいると言われる。豊かな恩恵を受けながら、厳しさも味わった先人の教訓を胸の片隅に、沖縄の夏を楽しみたい。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月20日 
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