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古の人々が平和の象徴として願った凧・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 実家の床の間に凧(たこ)が座している。大空で風になびくあのたこだ。年末の慶事で石垣島の旧知の方からいただいた

 正月の光景だった「凧揚げ」はすっかり見られなくなったが、島ではまだ健在だ。星型の八つの角がある「ハッカク」。「ピギダー」と呼ばれる島を代表する四角形など、伝統息づく多様な形がある

 八重山凧愛好会会長の添石邦男さん(63)によると、島の宮良地区には1854年の文献にも凧に親しむ島人の姿が記されているという。無限の大空へとつなぎ、精霊が宿るともいわれ、世界中で愛された玩具。春が立つころに空に向かうのは養生の一つとも考えられた

 「昔はね、大みそかに男親が子の健やかな成長を願い、夜なべをしながら凧を作ったものです。傍らでは子どもが喜んでそれを見ていた」と添石さん。触れ合いながら、文化を継承した

 のどかな原風景を追想させる凧だが、先の大戦では米海軍が対空射撃訓練の的に用い、国内では風を切る音が戦闘機を思い起こさせると庶民の利用を規制。米軍岩国基地では約40年前、反戦運動家が滑走路近くで一斉に揚げ、戦闘機を止めたことも

 今日、あらたまの年が生まれた。石垣島では9日、凧揚げ大会がある。古(いにしえ)の人々が平和の象徴として願った凧が、淑気ただよう新たな風に吹かれ大空を舞う。(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2011年1月1日 
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タグ:八葉蓮華
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