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65年後の今、生まれ変わった街のにぎわい、夏の華やぎ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 ハーフムーンでは、泥と豪雨のなか、ウジ虫と腐りゆくシ体に囲まれている。(中略)私はそれを沖縄でいやというほど見てきた。私にとって、あの戦争は狂気そのものだった

 1945年、沖縄戦を体験した米軍第一海兵師団の一兵士が記した証言だ(「ペリリュー・沖縄戦記」講談社学術文庫)。ハーフムーンは、現在の真嘉比小学校そばに位置した丘で、シュガーローフ同様、激戦地となった

 スティーブン・スピルバーグらが制作総指揮したテレビドラマの基になった著作といわれる。そこに描かれているのは、延々と砲撃が続く最前線で身も心も崩壊する兵士を生み出す戦争の狂気だ

 嘉数、沢岻、大名、安波茶など、身近な地名が登場するだけに、非道な光景がより現実味を増し心は震える。著者は「戦争は野蛮で下劣で恐るべき無駄」と断じる

 本紙連載の「忘れまい 65年の言魂(ことだま)」は、集中砲火の中を辛うじて生還した人たちの証言だ。戦況も知らされぬまま、逃げ惑った体験は、兵士とはまた違う恐怖と絶望を映し出す

 あの夏、数え切れない命が失われた。「慰霊の日」から広島、長崎、「終戦記念日」へと続くこの時期。65年後の今、生まれ変わった街のにぎわい、夏の華やぎとのあまりの落差に触れるにつけ、戸惑うことの多い重い季節でもある。(平良哲)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年8月9日 
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